岩手林業のコンセプト

農林業を通じて岩手を豊かに

弊社は森林資源の回復と地方産業として有望な林業振興を目的に初代社長三田義正により岩手県内の山林所有者の有志と共に創立されました。当時の県内は計画的な林業経営が未整備であり、明治以来の諸産業の成長で増大した木材需要による過度な伐採での山林荒廃と、それ故の将来的な資源の枯渇が憂慮されていました。植林に当たって特に山林種苗は寒冷な当県に適した地元産の種苗育成が急務でした。県内への出荷を中心とした造林用山行苗の供給体制を確立したのちは育苗から素材生産までの一貫した山林経営を可能としました。
今日、岩手の山林はことごとく樹木に覆われかつての姿ではありません。製材、製紙、バイオマス発電など森林資源の充実と共に木材産業は多様化し県下に広く普及しております。